クラアク芸術堂「5月の蝶」をコンカリーニョにて。よくわからなかったけど、楽しめたというのが感想。場面場面でやっていることは判りやすいのだけど、全体を組み立ててみようとすると途方にくれるという。「夢ってそういうものでしょ」と言われれば、そうなんだけど。あと、パロディネタが多かった。
観ていて、今面白いと思うことを全部詰め込みましたと言われている気がしました。とにかくサービスは満点。ただどんな話で、どこが面白かったのかと訊かれると、面白い場面は説明できるけど、話の内容については、観て感じてくださいと答えるしか私には術がございません。
以降、内容に触れた感想です。
漫画によくある設定がたくさん出てきて明るい話かと思ったら、突然ダークな話が出て来る。小佐部さんはやはり油断ならない。途中やラストあたりで「君の名は。」っぽい部分があったように思うのだけど、影響があるんだろうか。
役者陣はみなさん奮闘。信山さんの衣装は、いも虫の部分が残っているようで、少し不思議じゃなくて少し不気味。
時々出て来る蝶の意味を正しく理解すると、何か見え方が違ってくるような気もしますが、私はそこまで到達できていません。
シナリオ読んでみるかな…。
- 2017/05/27
- コンカリーニョ
text by 小針幸弘