ミュージカルユニットもえぎ色 「Princess Fighter」をコンカリーニョにて。オープニングから軽快に飛ばしてくるミュージカル作品。玖璃子様が治める世界に色々な物語の姫が集められて闘う(!)というファンタジーで、スーパーロボット大戦みたいなもの。楽しい時間を過ごせました。
姫さまたちもよかったけど、それに対する玖璃子さまの存在が絶大。まあ、そういう役なんだけどハマっていたなぁ。あと、岩杉さんは海賊ブラボーに続きとにかくカッコよかった。王子様のいない世界の象徴のような存在。
勝手な思い込みで、シンデレラはガン=カタ使いということにしたので、格闘シーンでは頭の中でリベリオンの音楽が流れてました。他のキャラも、色々と妄想で楽しめそう。
終演後のレビューショウも楽しい、二度楽しめる公演。
- 2017/08/06 13:00
- コンカリーニョ
- 約2時間5分(レビューショウ含む)
Princess Fighterを現代に置き換えて、実母の死で心を閉ざし妄想に逃げる娘と、その娘を持て余して虐待をしてしまい、自身もおかしくなってしまう継母という暗いドラマを想像してしまった。
んで児童虐待がばれた継母からは児童相談所の介入で逃れる事が出来たけど、ラスボスとして今までは自分の逃げ場であった自らの妄想が登場。それを打ち破って、自分の意志であらたな物語を紡ぎ出すところでラスト。
同じような展開でも、暗くて、面白くなさそう。
text by 小針幸弘