風を感じた intro『わたし−THE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY−』

intro「わたし−THE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY−」をコンカリーニョにて。最前列の中央付近での観劇。抽象化された舞台は、感性や高度な知性を要求されているように感じ、どちらも欠けている自分としては気後れして観ていたけど、内容理解については撃沈orz
演劇シーズンの予告が円の中心に映写されて、あれっと思ったのだけど、そこから先、円形に合わせた形の映像が要所で出てきて、補完的な情報を表示する。前だと役者さんと重なって見えない事もあるので、映像をより意識して観るには、後方席で観るべきか。
前回公演の時は、コンカリーニョでは観れず、王子小劇場というコンカリーニョよりは狭い劇場での観劇。場所が広くなったからか、人数が増えたからか、より迫力が増したような気がします。原案に興味が出て青空文庫で読んだのだけど、当然の如く全然違う。
内容理解には程遠い状態だったけど、観た場所が最前列中央なので、迫力は十二分に感じることができました。これはライブならでは。全員が走り回ると、風が巻き起こり、ジャンピング「ぎゃっ」では、目で追いきれないほどの疾走感。観に行けて良かった。

  • 2017/08/20 15:00
  • コンカリーニョ
  • 約1時間30分

text by 小針幸弘

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