絵本のような ぐりぐりグリム『おかしな森のヘンゼルとグレーテル』

シアターZOO企画ぐりぐりグリム「おかしな森のヘンゼルとグレーテル」をシアターZOOにて。子供たちがいっぱいの、いつもとは違った雰囲気の劇場。その暖かい雰囲気の中での上演は、思っていた以上に快適で楽しいもの。子供の声が物語の彩りになり、絵本の読み聞かせを横から見ている気分。
タイトル通り、ヘンゼルとグレーテルをメインとして、3つの話を繋げた格好。エピローグのカエルは違ったみたいで、あれで不思議な感じの終わり方になってました。カエルの身体能力には、隣に座ったお子さんから「凄い」と声が。
セットは木枠などを使い、その場でさっと絵本のような形に組み立てられる。家は枠だけだったけど、意外とちゃんと見えるものですね。背景を変えずに、わかりやすく、物語世界にあわせるという意味では最適解なのかも。
話のうちのひとつの主役ではあるけど、最後を含めところどころ出てくるカエルは妙に存在感があった。王子様に変わったあと、グレーテルと馬車ですれ違う時に何かあるかなと期待したけど、それはなし。

  • 2017/11/05 11:00
  • シアターZOO
  • 約1時間

text by 小針幸弘

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