いろいろ想像できる楽しみ 木製ボイジャー14号『ホテル』

木製ボイジャー14号「ホテル」をシアターZOOにて。やりたい事をやりたいようにやったという芝居。私が内容を理解出来たとは言い難いけど、熱気は伝わってきた。断片を時々思い出し、ある時に急に理解出来たりするようなものなのかもしれない。まあ、おっさんには無理な世界かもしれないけど。
劇中で出てくる80年という数字を何となく聞いていたけど、パンフにあった2025年を合わせると、第二次大戦後ということですよね。3年前は旗揚げだし、階数が14というのは木製ボイジャー14号から。他にも気が付かないだけで色々あるんだろうなぁ。
ホテルが劇団の事だと考えると、みんな並んで待っているはず→客がいないとか、宿泊だけでは持たないので、風俗系にサービスを転換しようとする迷走とかは、中での葛藤みたいに見えてくる。屍は無くなっていった劇団とかかなぁ。などと勝手に想像をしてみたくなる。
出演陣は安定していて、安心して観ていられる。井上さんは幅広く色々な事ができる人だと再認識。
確実によく理解できていない状態だけど、次の公演があれば、理解できなくてもいいからまた見てみたいと思う。中毒性がある感じなんですよね。木製ボイジャー14号って。

  • 2017/11/18 14:00
  • シアターZOO
  • 約1時間45分

text by 小針幸弘

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。