字幕を見るのに目を離すのが惜しい 劇団竹竹『マクベス』

劇団竹竹「マクベス」をことにパトスにて。監獄島に続き、韓国語がわからないのが悔しかった公演第2号となりました。台詞が多く、何をどのような感情を込めて演じているのかを知るためには字幕を見る必要がああるが、演技から目を離したくない。字幕の場所を計算し、もっと後ろに座るべきでした。
オペレーションミスがあったのか、字幕が明らかに遅れたり、出なかったりする場面が何ヶ所かあり、けっこうなストレスでした。台詞が多くて大変なのは分かるけど、もう少し頑張って欲しかったところ。まあ、自分が韓国語を覚えればいい話ではあるのですが、語学力がないからなぁ。
学校の机と椅子みたいなものを自在に組み合わせ、その上で行われる肉体表現は、仮に台詞なしの劇であったとしても、一見の価値のあるもの。衣装も一部を除き、簡素なものにまとめ、体の動きを見せようとしているように感じました。床や体を使った効果音も素晴らしかった。

  • 2017/11/23 14:00
  • パトス
  • 約1時間35分
公演日:

text by 小針幸弘

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