改訂版の象 札幌ハムプロジェクト『象に釘』

札幌ハムプロジェクト「象に釘」をシアターZOOにて。フルサキ・横尾ペア。戦うゾウの死ぬときの改訂版。劇中でルールを説明するなど、わかりやすさを増やしたような印象がある。話の内容自体は大きく変わった訳ではないので、逆に変えていないところが、元々やりたかった事なのかもしれない。
前作を知り尽くしているフルサキさんは、改訂があっても安定したもの。ただ、一部今回の改訂で変わったところを改訂前の言い回しをしてしまった所があったけど。横尾さんはオーバーアクト気味だったけど、不思議な空間での話だから、ちょうどいいのかも。
部屋の空間は札幌の演劇界の象徴みたいに捉えたけど、それは正しいのかどうか。途中、客席から壁を抜けて部屋に入って行くのも、演劇にハマった観客が、作り手にまわるというのこと等と考えています。想像は観客の勝手なので、とりあえずその特権を行使する事にします
すわでこれをやる場合は、どんな感じになるんだろ。Dr.サタンみたいに階段とかそのまま使ったりするんだろうか。この脚本で、またいろんな人の象が観られるといいな。役者さんによって表現を変えて、印象をガラッと変えられる芝居だから。

  • 2017/11/25 13:00
  • シアターZOO
  • 約1時間25分

text by 小針幸弘

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