普通じゃない家族の普通 イレブンナイン『サクラダファミリー』

イレブンナイン「サクラダファミリー」をコンカリーニョにて。面白かった!人情喜劇というやつでしょうか。前半は思いっきり笑わせてくれて、クライマックスでは客席からすすり泣きが起きる。観終わった後はスッキリし、明日から仕事を頑張ろうと思える作品でした。(土曜だったので翌日は休みだけど)
最初は、なんでこの人がシスターと関わりがあるんだと思ったけど、全部終わってみればあってもおかしくない、いや、あって当然かもと思えてくる。考えすぎなのかも知らないけど。ラストも、日常に戻っていくようで良かった。ある映画のラストを思い出しました。
ロックな人は出番は少なかったけど、美味しいところを持っていく。大和田さんは廣瀬さんと合体すると破壊力がべき乗される感がある。この組み合わせは他でも観てみたい。梅原さんはあっちこっち佐藤さんの時は田代まさし風だったけど、今回は山里亮太風。
出ている人が実力のある人ばかりだから、どの人に注目しても楽しめる。今回は最前列で観たけど、観る場所を変えても楽しめそう。一点だけ注意するとしたら、空腹のままでは観ないようにしましょう。ツラいんじゃないかと思います。さて、次はどこで観ようかな。

  • 2018/01/20 18:00
  • コンカリーニョ
  • 約2時間

イレブンナイン「サクラダファミリー」をコンカリーニョにて。再観。今回の席は中央の前から6列目くらい。一番前で観た前回は至近距離での演技を楽しみ、今度は全体の動きを楽しんだ。誰かが台詞を話している時、当然いろんな反応をしているわけだけど、全体を見ると色んな反応が見えて面白い。
内容を知って観ると、重要な言葉や行動の伏線を前半のいろんな場面で入れ込んでいるのがわかる。基本なんだろうけど、台詞が唐突ではなく、出てきても当たり前に感じられるははそういう下準備があるからなんですね。道具の呼び方で「普通」を見せるのもうまい。
少し残念だったのは、シスターズの歌う蛍の光の歌詞が聞き取りにくかったところ。歌詞がわかった場合には、どんな風に見えるんだろう。もっとも、実は雰囲気作りの為だから意味はないという事かもしれないけど。希望の歌という台詞があったので少し気になる。
次の週末は完売だけど、平日はまだ入れそうという事なので、あと何回か再観割で潜り込んでみようかと企んでいる。
ところで、空腹時にこれを観劇して地下鉄琴似駅に向かった場合、みよしのに吸い込まれる可能性があるので注意しましょう。

  • 2018/01/21 18:00

イレブンナイン「サクラダファミリー」をコンカリーニョにて。再観割で再再観。席は下手よりの後ろの方。いや、何回観ても面白いし、色んな発見があるもんですね。細かなところが変わっていたり、アクシデントだと思っていたのが、そういう演出だということがわかったり、まあ飽きることがありません。
話の内容はわかっているので、梅原さんが「ウメちゃん」て言うのかなどと余計な事を考えたりもしたけど、やはり同じところで泣けてくる。シスターズが歌っているの蛍の光は2番だろうけど、メロディが讃美歌の370番と同じらしいので、実は讃美歌だったりして。
全員を集合させて話をする場面では、立ち会っている妻の表情の変化が悪態ばかりついている巌の内心を代弁しているようで、落ち込む姿がなんとも切ない。一度に出てくる人数が多い場面では、台詞がない人の動きを見てみるのも面白かった。救命処置って(笑)
今回は序盤の客席の反応が薄く思えて、大丈夫かと少し心配したけど、終盤に近づくにつれて、同じような反応に。客席の雰囲気もいろいろです。
仕事の状況が許せばあともう一回くらい行きたいけど、完売回が多いんですよね。再び当日券を狙ってみるかな。

  • 2018/01/23 19:30

イレブンナイン「サクラダファミリー」をコンカリーニョにて。再再再観。一番下手よりの最上段からの観劇。千秋楽前日の通常客の入りが少ないという話の休日夜間でも満席。台詞など細かな点が、前回観た時とまた変わっていたけど、笑い所、泣き所は同じで、前半大笑い、後半泣き笑いというのも同じ。
今回、社長からシスターに変わった事で、巌は戦災孤児ということなどからキリスト教に救いを求めたのかな、家族というものへの渇望もすごく強い人なんだろうななどと想像してしまいました。だから、たとえ崩壊が幸せなものだったとしても、観ていて悲しくなる。
小ネタでは、大和田・廣瀬コンビの救命処置が残っていた。好評だったのかな。この二人のコンビは、他でも観てみたいと思えるくらい良かった。最後のカレーを食べる所で、台詞を言いながら既に泣きかかっていた明さんにも、何か感情移入してしまいました。
色々と感情が揺さぶられるこの芝居、千秋楽は満席で入れない人が出たという事なので、またやってくれるのではないかと期待しています。その時のキャストはどうなるのか、シスターズの設定は生き残るのかなど楽しみに待つことにします。

  • 208/01/27 18:00
公演日:2018/01/21

text by 小針幸弘

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