少年マンガ舞台版 TDP『電王』

BLOCH PRESENTS 2018 TDP「電王」をBLOCHにて。面白かった!事前に言われていたことかもしれないけど少年マンガ。第2回電王戦についてのやりとりなんかは、ここでページ全体を使ったコマだななんて想像してみていました(想像の中の絵は高田裕三)。将棋が題材だけど、知らなくても充分楽しめます。
ラスボスは将棋に対する愛情表現が違うだけで……というのも少年マンガ的。ギャグ中心で、対局の場面もどこが将棋なんだという表現が多いけど、第5戦対局前のやり取りは感動的。コンピュータの操作が少なめだったけど、まあそれは作劇上省略したということで。
伊達さんの早見女流二段ネタは、伊達さんだけ見ていても充分面白いけど、早見女流二段の反応も合わせて見ると面白さ倍増。たねださんは、完成されたキモキャラぶり。ギャグマンガにこういう敵キャラって出てくるよなあ。再演とかあったらまた演ってくれるかな。
観戦者が解説を加えることで、対局の状況を説明するというのも、考えてみれば、少年マンガでよくある手段。そういうのがあるから、観やすいのかもしれない。話としては、エピローグ前の暗転で終わっても良かったような気もするけど、その辺は好みの問題か。

  • 2018/02/10 13:00
  • BLOCH
  • 約1時間50分
公演日:2018/02/10

text by 小針幸弘

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。