私は、これは奇跡のような話だなと感じました。私が彼らの立場だったとしても、彼らのようなコミュニティは築けなかったと思います。
家族がいたのに日本兵に拐われた朝鮮人。敗戦したのに国に帰ることができていない日本人。戦争で家族を失い自らは人肉を食べて生きたロシア人。姿や話す言葉は違うのに差別されてきたアイヌ。お互い恨みや憎しみをもってもおかしくないような関係だと思います。
言葉も文化も同じ人とすら、コミュニティを築くことは大変です。 なので、言葉も文化も違うところから、お互いの文化を受け入れ、一つのコミュニティを築き上げていったというのはすごいなと感じました。
自分の常識とは異なる文化をもっている人々がいるということは分かっているつもりですが、いざ違いを目の当たりにすると戸惑ってしまいそうだなと思います。
7/2(月) 19時 シアターZOO
投稿者:きのこ(10代)
text by 招待企画ゲスト