総合芸術ユニットえん「アノマリーガール」をシアターZOOにて。仮想現実の中に作られた高校の教室を舞台にした話。教室と外界の区切りは薄めの白い布で、教室の外が異世界っぽく見えてくる。途中でその布が少し外れてしまいヒヤヒヤしたけど。現実世界の場面も少し出てくるけど、基本は仮想現実。
最後は布越しに、それまで教室で一緒だった仲間たちとの交流があるのだけど、この場面は音楽にやられた感が大きい。話している内容というより、その雰囲気で説得されていい話と感じるというところ。舞台にしても映画にしても総合的なものなんですね。
- 2018/06/02 14:00
- シアターZOO
text by 小針幸弘