2022年度 記憶に残った作品 ー 東京バレエ団

うめの選んだ1作品

■東京バレエ団『HOPE JAPAN2022』 2022年7月28日、札幌文化芸術劇場hitaru
 
2022年度、一番高揚した舞台は東京バレエ団の「ボレロ」かと。公演は「ボレロ」「ギリシャの踊り」「パキータ」の3つのプログラムで構成されていて、初めて観るモーリス・ベジャールの才に心の底から酔いしれたのですが、特にボレロは本当に素晴らしくて…。ダンサー・上野水香さんがまるで巫女のように神々しく、神事か何かを目の当たりしているような厳かな気持ちに。一生に一度は観たいな~と思って観に行いったボレロが、これから何度でも観たい作品になった夜でした。

ちなみにこの場を借りて言わせて頂くと、2021年度一番記憶に残った演劇はカムカムミニキーナvol.71公演『サナギ』でした。虚構の世界にどっぷり浸かる舞台。また札幌で上演してほしい。

text by うめ

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