【アンディはこう読んだ!】2017年4月上演レポートのピックアップ解説

Hello! 案内ウサギのアンディです。「語り場」は実験サイトなので、あちこちが長期工事中。メインの「観劇レポート」も、同じ作品についての記事が近くになかったりして、ちょっと見にくいよね(怒)。だから僕がときどき案内するよ! ま、僕も忙しいから、たまにしか来ないけどね。

【道産子男闘呼倶楽部 4本勝負】

さて、5月1日にオープンした「語り場」の新着トップ記事は、道産子男闘呼倶楽部『漢達の輓曳競馬』(4/14~16)だったよ。朝まではしのぴーさんの記事が先行。なんとオープン5分前に、超大穴のマサコさんが見事な差しの投稿で先頭に躍り出たんだ! 実はそのせいで、新着投稿の自動ツイートがオープン案内より先に出ちゃった(笑)。作業チームは大慌てさ。

この作品の記事は全部で4本。うち2本で「ラストに登場する競馬ネタは何なの?」って気にしてる。それをマサコさんが解説してるから、読んでほしい順に並べてみたよ!

道外で活躍する道産子ユニットの公演だったから、この記事は東京や大阪でも読まれてたよ。僕の案内も読んでくれるかなぁ。東京のみなさん、ヤッホー!見てる??

【遊戯祭17 谷川俊太郎と僕 3作品×3本】

若手劇団が参加するコンペティション「遊戯祭17」(4/27~5/1)は、3人からの投稿があったよ。作品ごとに並べるだけじゃつまんないから、僕の独断で「作品を評価している投稿順」に並べてみた。本人に確認してないから、これが正解かどうかはわからないけどね(笑)。

 

遊戯祭17<谷川俊太郎と僕>   4月27日(木)~5月1日(月)


 ■ 前田透演出×米沢春花脚本『平木トメ子の秘密のかいかん』

小針幸弘さんは『平木トメ子~』を2回観に行ってるよ。本当に面白かったんだねぇ。この作品の優しさが琴線に触れるってことは、とっても優しい人なんじゃないかな。

一方、瞑想子さんはこの作品がよく理解できなかったみたいだね。脚本はわりと好きみたい。

九十八坊(orb)さんは、わかりにくかった部分を優しく指摘してるけど、まずこの作品の手触りのようなところを丁寧に伝えてくれてるよ。“猥雑な絵本”って、素敵な表現だよねぇ!

 ■ 畠山由紀演出×白鳥雄介脚本『それを聴いたとき、』

3人の投稿から、この作品は完成度が高かったんだな、ということがわかるね。特に九十八坊(orb)さんは大絶賛!「全方位の作品」「詩を別にしても老若男女が作品として愉しめる」って書いてる。

小針幸弘さんは「王道的な作りで、見事に成功」「クライマックスの盛り上げ方は、観ていて気持ちいい」だって。

瞑想子さんは衣装や美術も褒めてるね。でも人物像?にはツッコミを入れてるよ。この人はちょっとうるさいね(笑)。

 ■ むらかみなお演出×徳永萌脚本『20m2の胞』

本当は、瞑想子さんが結局どの作品に票を入れたのか、レポートを読んでもよくわからなかったんだ。分析的で指摘はわかりやすいけど、主観は謎な文章だよねぇ。けどこの人が書いてるこっちの記事を読むと、『20m2の胞』を一番気に入ってるっぽい。

九十八坊(orb)さんはハッキリと、「遊戯祭のテーマを考えた上では途中まで最優秀賞候補として考えていた」と書いてるね。そして、詩と違って反芻できない演劇の特徴から、受け取りにくかったものが何かを説明してくれてるよ。この人の書き方は丁寧でいいよね!

小針幸弘さんは作品のよくない点などには触れてないけど、文章量からの想像して、投稿者3人の評価という意味ではこの順番になりそう。小針さんは本当にたくさんの作品を観てるよねぇ! そして観たらすぐに感想をツイートして、「語り場」にも投稿してくれているんだ。感想を待っている人にとってはとても嬉しいよね。

というわけで、2017年4月上演作品の「観劇レポート」の読みどころを案内してみたけど、どうかな? 面白かった?? ま、僕はそんなこと気にせず好きなように案内していくつもりだけどね(笑)。ご意見があれば、Come on!

text by 案内ウサギ

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